他人の印象を判断するときに重視する顔の部分を訊くと、
通常時は「目や瞳」（59.8％）を重視することが最も多く、
コロナ禍以降も「目や瞳」（45.4％）を重視する人が最も多くなっています。
コロナ禍によるマスク生活で、「目や瞳」の重要性がこれまで以上に一層高まっています。

社会的マナーのひとつに「相手の目を見て話す」が挙げられます。
ですが人と話をする際、「人の目を見て話すことが苦手」と答えたのは全体の49.4％でした。
若い世代の方が苦手に感じる割合が高く、10代〜40代男女は半数以上が
相手の目を見て話すことが苦手と答えています。
その傾向は女性の方が多く、若年層になるほどその傾向が強くなっています。

目の疲れやトラブルで日常生活に支障をきたした経験を訊くと、
「目が疲れているのに、スマホを見るのをやめられない」（47.6％）、「夕方になると昼よりも見えにくくなると感じる」（42.0％）、「疲れ目からくる頭痛など身体の不調を感じる」（32.4％）などが
上位に挙げられ、女性の方が割合は高くなっています。
また、目が疲れている人は良くない食習慣の傾向があるように見られました。

ドライアイの疑いがあるのは65.4％（男性：61.1％、女性：69.7％）で
女性の方が多く、「瞳のうるおい」が失われやすい。
ドライアイの疑いがある人は「瞳のかがやき」も少なく、瞳の水分が保たれていない。
若年女性の瞳は中年男性よりも輝きが失われている傾向に？